No day younger than today

RubyとかRailsとか蒙古タンメンとか

RubyKaigi 2022 に参加 & 登壇した

9/8 - 10 に三重県津市で開催された RubyKaigi 2022 に現地参加し、登壇してきました。
記憶の新しいうちにいろいろ思ったことや感じたことなど書こうという感じです。

登壇について

なんとありがたいことにプロポーザルを採択していただき、登壇させてもらいました。
プロポーザルの概要は以下から見れます。

rubykaigi.org

話したこと

ざっくり言うと「Ruby の型を導入しているプロジェクトはまだ少なそうですよね。多分 gem の型定義が少ないというのも導入しづらい要因の1つだと思うので、gem_rbs_collection にコントリビュートしませんか?コントリビュートまでのステップをお話するので!」的な感じです。
発表資料はこちらです。

speakerdeck.com

@_risacan_ さんがグラレコしてくださいました。
めっちゃきれいでみやすい!ありがとうございます!!
他のセッションについてもまとめていらしてとてもわかりやすかったので、ぜひ見てみてください。

また、Wantedly さんが RubyKaigiまとめブログ。初日KeynoteからRuboCop, Mega Driveの話まで | Wantedly Engineer Blog を公開されており、こちらで僕のセッションについての記事も掲載していただいています。
とても詳しく書いてくださってありがとうございます!

www.wantedly.com

感想

月並みですが本っ当に楽しかったです。自分の好きな分野について 30 分も人前で語れる機会なんてそうそうないですし。
圧倒されるくらい多くの方が来てくださったこと自体うれしかったですし、皆さん型への興味をお持ちだということがわかったのもうれしかったです。

また、Steepgem_rbs_collection のメンテナの方々も見てくださっていたようで、あとでチャット欄を見たら僕の話を先読みしていて(ネタバレともいうw)さすがでした(ありがとうございます!)。

うれしいことづくめで本当に登壇できてよかった!
見てくださった皆さん、応援してくださった皆さんありがとうございました。

RubyKaigi に初参加した

オフラインの RubyKaigi は今回がはじめての参加でした。
昨年はオンラインでの視聴だったのですが、オフラインの良さを知ってしまったので来年も間違いなくオフライン参加します。

セッションを間近で見れた

大きなスクリーンと立派な演題で話す話者を前にセッションを見れたのがよかったです。
時には笑いが起こったり、拍手が起こったり、一体感がよかったなあ。

前の方の席で見るの、おすすめです。特に Trick

Ruby Friends がたくさんできた

やはりセッションの合間に Rubyist の皆さんと交流できるのが本当に楽しかった。
オンラインだとどうしてもセッションだけを楽しむ形になってしまいます。オフラインだと少し歩けばフィヨルドブートキャンプの関係者、コミュニティでご一緒した方、憧れのコミッターの方、Matz さんとエンカウントしてお話ししたり写真を撮ったりできます。
この体験が最高すぎて、会期中に退屈することは 1 分たりともなかったです。

ほかにも僕のセッションを聞いてくれた方が話しかけてくれて感想を言ってもらえたり、豪華なお弁当が用意されていたり、たくさんのノベルティをゲットできたりと「これが RubyKaigi か…!」と感じられることがたくさんありました。

今回は様々なご事情で現地参加できなかった方もいらっしゃると思うのですが、来年はぜひ現地でお会いできたらうれしいなと思います。

俺の Kaigi Effect

たくさんの刺激を受けたのですが、強く感じるのは「やっていくぞ!」というモチベーションがめちゃくちゃ上がったことです。
具体的にはまず RBS や Steep の内部構造を知っていきたい。その上で機能追加、改善などをできるようになりたい、という気持ちが大きいです。今の僕には大きすぎる目標かもしれないけれど、今のこの気持ちが "Kaigi Effect" なら大事にしたいですね。

その上でまた来年の RubyKaigi でもプロポーザルは出したい。プロポーザルを出す近道は手を動かしていくことだと思ったので、手を動かしていくぞ!

おわりに

まだ余韻が抜けきっていませんが、たくさん良い刺激を受けてもっと Ruby を楽しんでいきたいと思えた 3 日間でした。
また松本でお会いしましょう〜