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Kaigi on Rails 2023 で登壇してパフォーマンス改善の話をした

Kaigi on Rails 2023 は東京・浅草橋で 10/27, 28 の 2 日間開催されました。僕は Organizer として運営にも携わっていたのですが、今回は登壇者としての参加録として書きます。

登壇内容

登壇資料はこちらです。

タイトルからもわかる通り、エンジニアになって初めてパフォーマンス改善に取り組んでからの今の自分との差分が主な内容の登壇でした。"パフォーマンス改善" というワードは聞いたことがあるしなんとなく "アプリケーションのレスポンスを速くするための取り組み" であるということは理解しているけれど、どのような手順で、どのような手法で改善を進めればいいのかがわかっていなかった過去の自分に対して、道筋を示せるような登壇をしたい、と思ったのがきっかけでした。

見る人が見れば当たり前のことを話しているだけかもしれないですが、その当たり前の部分を価値のあるものとして言語化できるのは(経験も知識も少ない)今の僕だからこそできることだと思っています。来年の僕には話せないことかもしれない。だから今年の Kaigi on Rails で話す機会をもらえたことがとてもありがたいです。

ターゲットとしては newbie 向けの構成にしていましたが、存外諸先輩方からも「よかった」とのお声をいただけたのが嬉しい誤算でした。

感想

いつも感じることですが、オフラインでの登壇はやはり楽しいです。自分が話していることへの反応が遅延なく表情や顔の動きで見て取れるのはもちろん、登壇後も SNS での盛り上がりを見返すことができる。一度で二度おいしいとはこのことです。
今お仕事でお世話になっている方々も見に来てくださっていたり、勤務先である永和システムマネジメントのメンバーが会場の一角の席に集まってみてくれていたのも応援団感があってありがたかったです。

今回 15 分枠だったのですが、登壇資料を作っていると話したいことが溢れてきてしまうんですよね。初版の資料で通しで時間を測ったら 21 分とか掛かっていたのでスライドを削ったりしていたんですが、削ってるはずがなぜかスライドが増えるという "何を言っているかわからねぇだろうが…" みたいな状況になってしまっていました。仕方ないので削るのは諦めて早口で喋るという選択をしたため、お聞き苦しいところがあったらすみません。大きく時間オーバーせずに済んでよかった。

登壇後

これもいつも言っている気がするけれど、直接のフィードバックは本当にうれしいので伝えてくださった皆様には本当にわざわざありがとうございます、という気持ちです。登壇を見てくださった方はもちろん、(マルチトラックだったこともあり)見れなかったけど登壇後にアップした資料を見て感想を伝えてくださる方もいたりして、やっぱり Rubyist は nice だなーと感じたりしました。「見てないんですけど…」って本人に言いづらいじゃないですか。そんな中でも良いと感じた部分だったり共感した部分を伝えてもらえるのは登壇者として救われるなーと体感したので、良いと思ったことは伝えるムーブをやっていきたい(この話は前にもした気がするけれど、改めて)。

会期中、懇親会や n 次会含めご一緒してくださったみなさんありがとうございました。特に今回は "SNS でお互いの存在は認識しているけれど、ちゃんと話したことのない方" とゆっくりお話しできたのがうれしかったです。人見知りなのでつい慣れた人との場に行きがちなのですが。予定調和でない集まりというのも楽しいな〜ということがわかってよかったです。

おわりに

Kaigi on Rails は来年もオフライン開催の予定なのでまたプロポーザルを出すぞ。あとはやっぱり登壇者として参加するカンファレンスは最高に楽しいので、これからもどんどん登壇していこう。RubyKaigi 2024 へのプロポーザルはなんとしても出したいので Rubyist やっていくぞ〜。

運営のみなさん、関わってくれたみなさん、ありがとうございました!
次は 11 月に松江でお会いしましょう👋